

ライトシップ高等学院 学院長
< 経歴 >
教科「水産」採用で新潟県立海洋高等学校(以下、海洋高校)に赴任。水産食品の製造や衛生管理、成分分析、流通等の授業を担当する。2013年に課題解決型の授業で生徒とともに開発した鮭の魚醤「最後の一滴」を商品とした高校生の製造販売ビジネスを構築。この取組が「フード・アクション・ニッポン アワード2015」「グッドデザイン賞2016」「第3回ディスカバー農村漁村の宝(農林水産大臣賞)」等の評価を受ける。 その後、海洋高校教諭を退職して株式会社能水商店を2018年に創業。海洋高校と糸魚川市、株式会社能水商店が連携した地域水産資源の有効利用と海洋高校生へのキャリア教育の推進を図る「糸魚川市水産資源活用産学官連携事業」を企業経営者として運営している。また、2021年からは文部科学省委託「マイスター・ハイスクール事業」において、海洋高校のカリキュラム刷新や地域・企業と連携した探究学習の充実を図るマネジメントも行っている。
< メッセージ >
経験に勝る学びはありません。経験は学ぶ目的も与えてくれます。身の回りの世界を知るための受け身の学びは中学校で終わりました。これからは、様々な経験を通じて自分の成長ビジョンを描き、これに近づく歩みを繰り返していくことになります。皆さんと一緒に私自身も成長できることを楽しみにしています。

メンター
< 経歴 >
上越教育大学大学院を卒業後、上越市学習情報指導員として市内の小中学校に勤務したのち、市内ICT企業に勤務し上越教育大学附属小中学校の専属ICT教育支援員として10年ほど従事。コロナ禍では緊急事態宣言の翌日から「学びを止めない」を合言葉にオンラインで先生と生徒をつなぐなど、最先端の教育のバックサポート。
< メッセージ >
ラーニングベースに常駐し、主にmanagara HighSchoolに取り組む学院生の学習サポートをします。学院生が安心して学習したり相談したりできるよう、学院のお母さん的存在で皆さんと関わっていきたいと思います。また、学院と保護者、企業、地域の皆様との架け橋になれるようにコミュニケーションを図って参ります。

メンター
< 経歴 >
津田塾大学学芸学部を卒業後、都内の私立高校で「英語」教諭として勤務し、専攻であった「演劇的手法を用いた英語教育」に取り組む。その後、上越市に戻り、学習塾で英語と国語(現代文、古典、小論文)を担当。同時に、日本語教師を目指し2017年に日本語教育能力検定試験に合格。これまでオンラインを含めて17ヶ国の学習者に日本語を教えてきた。2020年からは、【はっきり、さいごまで、みじかく言う:やさしい日本語】の普及に取り組み、日本語母語話者が海外ルーツの人と「対等につながるコミュニケーションツール」として、特に防災や観光の現場に広めたいと考えている。現在Joetsu Toursの仲間たちと、上越市のインバウンドガイドにも取り組んでいる。
< メッセージ >
ラーニングベースで、managara High Schoolに取り組む学院生のみなさんのサポートをします。以前、ご縁があって、スイスの大学や中学校などの教育の現場を深く体験する機会がありました。現地の友人の一人は、デュアルシステムで電気工になった後、興味がわいたITの学び直しを経て、今では移民に関わる仕事をしています。デュアルシステムは、いつでも学び直せる柔軟なところが魅力的ですし、実践的で能動的な「学び」ほど強いものはありません。私自身いろいろな挫折がありましたが、今では「すきなことを仕事にする」幸せを知りました。未来をつくる学院生の成長をサポートしていきます!

PBLコーディネーター
< 経歴 >
NPO法人aisa・理事長。新潟工科大学への入学のため長野市から柏崎市へ移住。2007年、大学3年生のときに中越沖地震により被災を経験し、被害の大きかった中心市街地の商店街などの復興支援プロジェクトに参画。大学4年生より、復興支援を旗印としたまちづくりの中間支援組織「中越沖復興支援ネットワーク」のコーディネーターとして従事。卒業後事務局長を兼務し、プレイングマネージャーとして復興期の5年間を奔走する。2012年に現aisaに法人化し、柏崎刈羽地域のまちづくり会社として、各種プロジェクトへの伴走支援、防災教育や地域のネットワーク形成、移住促進や空き家対策事業、イベントの企画運営など、官民連携スキームを構築しながら地域のインフラ化を目指して各種事業を推し進めている。
< メッセージ >
とても自由度の高い幼稚園で栽培していただいたおかげで、小学校にあがった途端に発生する時間と教科の一元管理体制についていけず、小学校の1.2年はほとんど学校に通っていませんでした。登校しても、通学路を離れ地域のおばちゃんの家に上がり込んでお茶をいただいて、そのまま自宅に舞い戻ったりしていました。そんな人間もいつのまにやら勝手に大人になるもんです。雑草ですが、栽培成功です。私の通った高校も比較的自由度の高い学校だったのですが、結局自分自身が本当にやりたいなと思えるものに出会ったのはだいぶ先でした。必ず見つかるというものでもありませんが、ライトシップ高等学院が挑戦する日本初の学びの環境づくりは、きっと多くの人に「自分自身を理解し、これからの生き方を発見する」機会を提供してくれるはずです。私自身は、柏崎サテライトにて地域おこしの伴走を担当させていただきますので、仲良くしてやってください。冒険者をお待ちしてます!

ウェルビーイングプランナー
< 経歴 >
行政保健師として規模・地域の異なる3つの自治体に計12年間勤務し、あらゆるライフステージの健康課題解決のために従事。多様な家族背景・生活背景・価値観を踏まえながら、からだ・こころ・社会の健康づくりに取組んできた。 2022年に行政を退職後、2023年1月よりフリーで活動する保健師として開業。現在は、乳幼児期から大人までを対象に人権をベースにした「包括的性教育」の講演活動や「あそび」を軸にしたまちづくりイベントの企画運営、ユースクリニックの立ち上げ事業に携わりながら、ひととまちのウェルビーイング実現に取組んでいる。
< メッセージ >
心身だけでなく、社会的な面も含めて満たされた状態を指すウェルビーイングという概念で学院生の安全・安心な高校生活をサポートします。定期的な講義やワークショップの他、からだ・こころに関する心配事の相談にいつでも対応します。 学院生の心身の揺らぎや、思春期特有の健康課題との付き合い方をともに考える身近な相談役として活用いただけると幸いです。学院生が「自分らしくごきげんに」学び、生きられるよう伴走します。

キャリアエンカレッジパートナー
< 経歴 >
北海道出身。大学進学で上京した後、都内の民間企業でスピードと生産性を重視した最前線のキャリアを重ねてきた。その後、自身のライフステージの変化を機に価値観を見つめ直し、「生まれてくる子に最良の環境を」という想いから、夫婦で子育て移住(Jターン)を決断し、新潟県上越市へ移り住む。 地域へフィールドを移してからは、都内での社会課題解決型ベンチャー創業期に培った事業経験、組織づくりの知見を活かし、上越市の地域おこし協力隊として3年の任期を満了。現在は、こどもの主体性に重きを置いた地域づくりを活動の柱としている。具体的には、地域の拠点となるこども食堂の運営や、農家民宿「清里いばしょベースCha-ya」のオーナーを務めるなど、多様な活動を通じて、それぞれの居場所を見つけられる社会の実現を目指し、日々邁進。
< メッセージ >
OJTやその先の社会へ向かう挑戦を前に、一歩立ち止まることもあるでしょう。そんな時に大切にしたいのは、「あなたはどんな人で、何ができるのか」という自分自身への正しい理解、すなわち自己理解だと私は考えます。 学院での作業や日常のサポートを通じて、あなたの持つ「不安」が「経験」へと変わる成功体験を積み重ねていきましょう。その経験こそが、揺るぎない「自己肯定感」という自分を支える軸になっていきます。 大切なのは、「無理をしない」ことと「成長につながる適切な負荷を自分にかける」ことの絶妙なバランスです。自分を大切にする時間を一緒に過ごし、自信を持って次のステップへ進めるよう、私が隣で伴走いたします。

コーチ
< 経歴 >
新潟県上越市生まれ。同志社大学文学部を卒業後、新潟県立高校の教科「地理歴史」教諭、教頭、県教育庁指導主事として30年間の勤務を経験。教諭時代に、現職派遣研修にて上越教育大学大学院(専門はキャリア教育)を修了している。現在、新潟県議会議員。
< メッセージ >
高校現場の教員として主に就職指導、進学指導などの仕事をとおして生徒の進路と向き合ってきました。人間はいろいろな可能性を秘めているのですが、若い頃にその可能性に気づくことは今の学校のシステムや自分だけでは意外と難しいのかもしれません。ライトシップ高等学院は「新しい学びのカタチ」を通して、皆さんの「気付き」を応援して未来につなげていきます。皆さんの生きる時代は間違いなく「変化の時代」ですから学習のスタイルも大きく変わります。今までの学校の学び方を超えたチャレンジをとおして、皆さんの生き生きとした未来の姿を一緒に探していきましょう!

コーチ
< 経歴 >
学校法人SOLAN学園瀬戸SOLAN学園・教諭。ホリエモンAI学校・講師マネージャー。2024年3月まで国立大学法人上越教育大学附属中学校・教諭。Apple社公式認定「Apple Professional Learning Specialist」として、教師のテクノロジースキルを向上させるための指導、コーチング、メンタリング、サポートを提供し、オンラインセミナーやワークショップを多数開催している。生成AI+ファンコミュニティ+教室を融合させるなど、従来の手法や概念にとらわれないアプローチで先進的な教育を実践している。
< メッセージ >
科学技術は加速的に進化し、今ではICTを活用して日本全国、そして世界とつながることが容易になりました。また、AIは上手に活用することで、個々のニーズに合った適切なナビゲートを提供してくれるパートナーとなります。一緒に最先端の学びを創り出していきましょう。

コーチ
< 経歴 >
新潟県上越市生まれ。大学進学のために上京し、卒業後は佐渡島に渡り、今でいう「地域おこし協力隊」のような存在で島暮らしを経験する。2013年にUターンして北信越地域資源研究所を起業。「地域資源プロデューサー」として、地域に眠る、食、建築、街並み、人びとの価値を見出し、その活かし方を地域の事業者と一緒に考えながらまちづくりに取り組む。2016年6月には、上越妙高駅前にコンテナ商店街「フルサット」を開業し、商店街のみならず「地域プラットフォーム」の構築も行っている。
< メッセージ >
北信越エリアの地域資源を掘り起こし、その価値を伝える発信役として活動していましたが、5年前に大動脈解離を患い病倒しました。生死の境を経験し、足の不自由はあるものの現場に復帰して活動を続けています。地域資源プロデューサーとして、またゼロイチの起業を経験したアントレプレナーとして、PBLに取り組む学院生のサポートをします。

コーチ
< 経歴 >
関西大学卒業後、大手旅行会社8年、外資系企業22年勤務の後、「地方の中小企業(your)の助っ人になる」ことをビジョンとして2018年独立開業。2019年より株式会社能水商店の助っ人として、2022年コロナ禍のなかで「新潟海洋高校アンテナショップ能水商店」の開設をサポート。中小企業診断士として、長野県白馬村、新潟県津南町を始め、松江、会津若松、京都嵐山、飛騨高山など全国各地の企業や地域支援を行っており、地域経済活性化の取組みを得意としている。 ゆあすけっと株式会社 代表取締役、中小企業診断士、経営学修士(MBA)、経済産業省認定経営革新等支援機関、中小企業庁認定M&A支援機関
< メッセージ >
単なるアルバイトではなく、カリキュラムに基づいた企業のOJTを経験することで、在学中に学院生のみなさんはきっと「ビジネスの仕組み」に興味を持たれるでしょう。卒業後の進路は無限の可能性があります。みなさんがどのような道を選択するにしても、ビジネスの基礎知識を理解しておくことは、必ず役に立ちますよ!

新潟産業大学附属高等学校長
変化の激しい時代を生きる子どもたちに、確かなキャリア教育を推進し、社会的・職業的自立に向け、地域とともに、社会とのつながりやその役割を考えることができるようにするのが「ライトシップ高等学院」です。このような先導的な教育を展開し、当校の通信制課程「managara HighSchool」とも連携し、新しい時代を切り開いていくことに大きな期待を寄せています。

上越教育大学大学院学校教育研究科 教授
Kurt Lewinの『理論なき実践は盲目であり、実践なき理論は空虚である』という言葉を借りるならば、『座学なき実学は盲目であり、実学なき座学は空虚なもの』といえるでしょう。これからの社会をたくましく生きる人材を育成するためには、実学と座学の融合が極めて重要であることは言うまでもありません。「働きながら学ぶ」ことは、実学と座学の融合の最も有効な手段です。近年、学校での教育と企業での職業訓練を併行して行う日本版デュアルシステムが主として工業系の高等学校に導入され注目を集めました。ライトシップ高等学院は、これをさらに進化させ、高等学校の通信制課程、様々な職種の企業と連携し、工業系の学びに限定することなく、新日本版デュアルシステムともいえる新しい学びを提供する日本初の学校ということができます。ここでの学びは、これからの地域社会・日本社会を創造する力が身につくと期待できます。

上越地域振興局 直江津港湾事務所 所⻑
直江津港周辺の賑わい創出に向けて、課題解決型学習(PBL)として、ライトシップ高等学院の学院生たちから取り組んでいただいている「直江津港周辺活性化プロジェクト」による成果に期待しています。 イベント初日に伺った際、仲間と協力しながら、ひたむきに、そして、丁寧に接客している姿が強く心に残りました。柔軟な発想と行動力、マーケティング調査を踏まえた綿密かつ実践的な事業計画で、周りを巻き込みながら直江津港を盛り上げてください。 そして、ライトシップ高等学院での貴重な経験を活かして、各々が進む道でご活躍されることを願っています。

港町1・2丁目町内会長
直江津港佐渡汽船ターミナルにライトシップ高等学院が開校されたこと、港町町内会一同、心から喜んでおります。地域の未来を担う若者がこの場所で学ぶことが、港町の活力になっていくと確信しています。 貴学院のカリキュラムに位置付けられている「地域おこしPBL」は、持続可能なまちづくりに向けた多様な実践を行う、地域に開かれた素晴らしい教育プログラムと期待しております。既に町内会館を活用してターミナル周辺の賑わいづくりへのチャレンジが始まっていること、大変嬉しい思いをしております。 皆さんのこの地での学びが、港から世界に広がり、そして再びこの地を潤すような循環になるよう、出来る限りの応援させていただきます。

上越市議会議員
人生 50 年で気づいたのは、「経験が自分を進化させる」ということ。 私は、ワクワクすることを追いかけて、大好きな上越市で米づくりと街づくりに取り組んで います。 経験や学びの楽しさは、教室の中だけじゃない。 仲間と地域とつながり、自分で動くことで見えてくる景色がそこにはある。 「やってみなきゃわからない」——そう思える場所が、ここにはあります。 一歩踏み出すあなたを、心から応援しています。

上越市議会議員
ライトシップ高等学院が掲げる「学ぶ」と「働く」を両立する“デュアルシステム”は、まさにこれからの社会に必要とされる教育のあり方だと感じています。高校生が実社会の現場で実践的に学び、自分の力で未来を切り拓いていく。そんな希望に満ちた取り組みに、私は深く感銘を受けました。 私自身、かつては定時制や通信制で学びながら働く日々を送りました。だからこそ、「早く社会に出て得られるリアルな学び」の価値を実感しています。そして今、市議会議員として活動する傍ら、地域の子どもたちとボードゲームを通じた交流や、スポーツ、文化活動による居場所づくりにも取り組んでいます。 ライトシップ高等学院は、単なる“新しい高校”ではありません。若者が、自分らしく学び、自分らしく生きる力を育む「未来の学校」です。地域の人とつながりながら、課題を見つけ、自ら考え、行動する。この場所には、まさに“社会と共に育つ学び”が息づいています。 上越から、日本全国、そして世界へと羽ばたく人材が育っていくことを、私は心から楽しみにしています。ライトシップという灯台のような存在が、これから多くの若者の航路を照らし続けてくれることを願っています。